ブレワイ続編の2ndトレーラーが公開されて考察勢がにわかにかしましい。
考察の大半を占めているのは「スカイウォードソード関係説」だ。公開された2ndトレーラーからはその舞台がスカウォを彷彿とさせる天空世界であることも明らかになったし、このタイミングでスカウォHDの発売がある。主人公が滑空しているすがたなどスカウォを象徴するシーンそのもの。今にもロフトバードが来てくれそうだ。
しかし、だ。考えてもみて欲しい。すべての情報が「スカウォ説」に向かうようになっていて、何だか出来すぎなのだ。この辺の情報操作はニンテンドーの得意とするところ。まんまと誘導されてやしないだろうか。
という長い前置きを経て、ここではあえての新説(妄想)を掲げてみたい。それは、じゃじゃーん!「リンクの冒険リメイク説」だ!
リンクの冒険。それはゼルダシリーズ第2作であり、古き良きファミコン世代を夢中にさせたディスクシステムの名作だー。
といっても、若い世代にはさっぱりだが、今の時代、プレイ動画などそこらに溢れているし、当時の取説も公式ホームページで見ることができるので興味があれば是非ともググっていただきたい。
さて「リンクの冒険説」、である。いきなりなにを言い出すかと思われる向きもあるだろうが、それほど突拍子のあるものではない。
前作ブレスオブザワイルドが、初代ゼルダへの原点回帰を目指していたのは周知の事実である。初代ゼルダは今から35年も前のゲームなのにすでにオープンワールドっぽいシステム。序盤から「あとは好きにしてね」とばかりに放り出され、自由にハイラル中を歩き回れる。そのマップも結構ブレワイに近しいものがある。
そしてあまり気付かれていないことだが、実はリンクの冒険のテイストもブレワイに登場していることをご存じだろうか。下はリンクの冒険の取説からマジックの説明部分の抜粋である。
これらのマジックを見て何か思い出さないだろうか。ハートを回復する「LIFE」、ジャンプ力をアップする「JUMP」、攻撃を跳ね返す「REFREX」、そして広域雷攻撃の「THUNDER」。そう、英傑から授けられる4つの技そのものなのだ。リーバルトルネードなどの技は実はここに起源があるのだ。まだ登場していないFAIRLYなどは続編にでるんじゃないかなーと予想(妄想)している。
で、「リンクの冒険説」だ。ブレワイが初代ゼルダへのオマージュで溢れているのなら、続編がリンクの冒険と関連付けられるのはかなり高確率でありそうだ。なんといっても二つの物語が同じ主人公で続いているゼルダシリーズでは数少ない例でもあるのだから。
それはつまりストーリーにも連続性があるということ。ということで、リンクの冒険のストーリーをかるくさらってみよう。以下は取説のストーリーを短く分かりやすくまとめたものだ。本来のテキストは任天堂のHPにある取説を参照して欲しい。
"ガノンを倒してしばらく、リンクとゼルダはハイラルの復興を進めてきたが、魔物の勢いは収まるどころか増すばかりだった"
続編もこんな感じなのだろう。だからその原因を突き止めるために地下で発見された謎の神殿に向かうのだ。
"そんなある日、リンクの手に不思議なアザが現れる。それは太古の昔、当時のハイラル王がハイラル全土にかけた魔法、トライフォースにふさわしいものだけに現れるアザであった"
はい来ましたよ、アザ。ブレワイ続編もリンクの右腕に何かが宿ってアザになるっぽいよね。
"アザが現れたものには古の王のある願いが託される。その願いとは、すなわち、ハイラルに伝わる「ゼルダの伝説」に終止符を打つことなのだった"
キター(゚∀゚)!タイトル回収!これは燃えるわー。
"遥か昔、トライフォースにまつわる悲しい諍いからゼルダという若い姫が魔術師によって永遠の眠りにつかされてしまう。それ以来、この悲しみを忘れないようハイラルに生まれる姫には「ゼルダ」と名付ける習わしとなったのだ"
"そして、その初代ゼルダ姫は城の一室で今もなお眠り続けていた。アザを持つものは、死の谷にある大神殿に隠されたトライフォースを手にし、初代ゼルダ姫を目覚めさせなければならない"
魔術師の手にかかり、永き眠りについた初代ゼルダ姫。これこそが「ゼルダの伝説」であり、永き眠りにつく姫を目覚めさせることこそが、リンクに与えられた使命なのだ!ってどうです?ブレワイ続編につながりそうな感じないですか?
さあ、みんなも取説読んで妄想を膨らまそう!なんといっても発売までまだまだ時間はあるのだから!