森に住まう不思議な妖精。ゼルダシリーズのコログともののけ姫に登場するこだまの共通点だ。
コンセプトもさることながらそのデザインも共通性があるのは見ての通りだ。
穴が空いているかのようなまさに虚ろな目、子供の創作のような非対称な造形。なんとも例えがたいデザインは妖精としての不思議さを表現するのに一役も二役も買っている。
ちなみにコログがゼルダシリーズに登場したのはブレスオブザワイルドが初めてではなく、風のタクトが初出だ。ではもののけ姫とどちらが先かというと、風のタクトが2002年に対してもののけ姫が1997年。
まあ、どちらが先とか真似したかどうか、なんてことはどうでもよくて、どちらも世界観を深めるのに重要な役割を果たすキャラクターなのは間違いないよね。
ちなみにこのコログ、時のオカリナのコキリ族が時代とともに変化したという解釈もある。そう考えると1匹いっぴきになんだかドラマを感じてしまうから不思議なものだ。